住まいの印象を整える「サッシ枠」のお話🌿【南会津町の現場】
こんにちは、大橋工務店です。
今回は、サッシ枠の取り付けが完了した現場から、ちょっとしたこだわりポイントをご紹介します。
“枠”と聞くと裏方のような印象があるかもしれませんが、実は空間の雰囲気に大きく関わる重要な部分なんです🪟
サッシ枠は「見える仕上げ」
今回取り付けたサッシ枠は、窓まわりの“額縁”とも言える部材です。
壁や窓との取り合いを整えると同時に、完成後もそのまま見えてくる“仕上げ材”でもあります。
ドア枠などの木製建具枠はまだ取り付けていませんが、今回ご紹介するサッシ枠は、外からの光や空間の明るさを受け止める場所にあるため、空間の印象づくりにも関わってきます。
色選びのポイントは「自然な木の色味」🌲
サッシ枠の色については、あらかじめ用意されたサンプルの中から、お施主さまに色味を選んでいただきました。
今回は、自然な木の風合いが感じられる、あたたかみのある色味を採用しています。
最近はモノトーン系やグレージュなど、シックな色味を取り入れる例もありますが、
今回は木のぬくもりを大切にした雰囲気づくりを意識して、それに合わせた選択となりました。
サッシ枠は「空間の輪郭」をつくるようなパーツ。
壁と窓の間をなめらかにつないで、空間に落ち着きやまとまりを与える役割があります。
丁寧な取り付けが仕上がりを左右します🔨
取り付けの際には、枠の水平・垂直がしっかり取れているかを何度も確認しながら進めていきます。
シンプルな部材に見えるかもしれませんが、1ミリのずれが後々の仕上がりや建具の納まりに影響するため、慎重に取り付けを行っています。
また、取り合い部分の見え方や、他の部材とのバランスも意識して施工しています。
特にサッシ枠は、室内の光の当たり方によって陰影が出やすいため、まっすぐ、きれいに仕上げることで空間がすっきりと感じられるようになります✨
“仕上がりの質”は、こうした部分に出てきます
建築というと、大きな構造や外観に目が行きがちですが、
実は暮らしの中で日々目にするのは、こうした「部屋の中の細かな部分」だったりします。
枠まわりの処理や素材の選び方など、ひとつひとつの積み重ねが「心地よさ」や「完成度」につながっていきます。
目立ちすぎないけれど、ふとしたときに「きれいだな」と思ってもらえるような、そんな仕上がりを目指して、現場では今日もコツコツと作業が進んでいます💪
お家のことでお困りのことなどありましたら
ぜひご相談ください😊
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