雪の影響を受けた屋根を、構造から見直し中です🏠❄️【南会津町の現場:修繕】
こんにちは、大橋工務店です😊
今回は、現在進行中の屋根改修工事の様子をご紹介します。
屋根材の撤去から構造の補修まで、作業の様子を写真とともにお届けします🔨📸
📸 施工前の屋根の状態
改修前の屋根は、軒天材(一部の天井材)が剥がれている箇所があり、また全体的に屋根が少し下がっているような状態でした。
表面の仕上げ材はおおむね整っているように見えましたが、これらの症状から内部の構造にも影響があると考えられます。
そのため、屋根材をすべて撤去し、構造の状態を詳しく調査することにしました。
🪚 屋根材の撤去作業
既存の仕上げ材を一枚ずつ丁寧に剥がし、防水シート(ルーフィング)や野地板も順に撤去していきます。
こうして屋根の骨組みである「タルキ(垂木)」が露出しました🔧
🪵 垂木の一部に破損を確認
タルキを詳しく調査したところ、雪の影響による破損があり、一部の垂木が折れている状態でした。
これは積雪荷重が原因のひとつと考えられ、屋根の強度に影響を及ぼしていました。
🔧「抱かせ」による補修工事
破損していた垂木は、折れている部分を撤去し、残った部分に新しい木材を「抱かせ」る形で補強しました🪵
「抱かせ」とは、既存の木材に沿わせて新材を取り付ける工法で、強度を回復させる効果があります。
施工時は一本ずつ丁寧に高さや角度を調整しながら固定し、屋根全体の安定性を高めました🔨✨
📷 野地板の施工へ
補強が完了した後、新しい野地板を張る工程に進みました。
下から撮影した写真では、整然と並ぶ野地板がしっかり固定されている様子が見て取れます📸
野地板は防水シートや屋根材の基礎となる重要な部分。
施工精度が仕上がりに直結するため、慎重に取り付けています。
📝 今後の工程
これからの予定は以下の通りです:
-
防水シート(ルーフィング)の敷設
-
新しい屋根材の施工
-
破風や軒裏の仕上げ工事
防水性・耐久性を備えた屋根に仕上げるべく、丁寧に施工を進めてまいります🏗️
📌 まとめ
-
軒天材の剥がれや屋根のわずかな下がりを確認
-
仕上げ材撤去後、垂木の一部が折れていたため撤去し、「抱かせ」で補強
-
野地板施工完了、次は防水工程へ
屋根の構造は普段見えませんが、こうした丁寧な補修が住まいの安心につながります。
引き続き工事の様子をお届けしますので、ぜひご覧ください😊
お家のことでお困りのことなどありましたら
ぜひご相談ください😊
LINE
@389exuor

前の記事へ
« クロス貼り前の大切な下準備🔧【南会津町の家】次の記事へ
仮設足場が外れました!【南会津町の新築】 »