自然体でおしゃれな木の家を建てる時に気を付けたいこと
自然体でおしゃれな木の家を建てる時に気を付けたいこと
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外壁の木の色を意識する
自然体な風合いが魅力の木の家を建てる時には、外壁の色にも注目してみることが大切です。
日本の外壁には茶系の色が多く使われますが、木材の色は豊富なので、選び方で家の印象が大きく変わります。
同じ茶系だけでも、赤みが強いものや白っぽいもの、更には黒に近いものまでと幅広く、明るさが強いものは、家全体を鮮やかな印象にして、見る者に開放感を与えてくれますし、黒っぽいものは重厚感や高級感を出すことが出来ます。
そして、木の家の魅力は、年月がたつと共に、色が変化していくということです。
年月が経つにつれて、木材の色は少しずつその色を変えていきます。
経年変化によるもので、太陽の光や雨風に晒されたことにより、徐々に色が濃くなったり、鮮やかになっていきます。
住みながら、その緩やかな変化を共に楽しめるところも、木の家の良さなのです。
おしゃれな木の家を建てる時には、木材の色そのものを意識することも重要ですが、年月が過ぎると同時に、どのような色の変化がみられるかについても考えることが必要です。
木材のドアの魅力
おしゃれな木の家を建てる時には、木製のドアを意識するのも良いのではないでしょうか。
玄関は、家の顔と表現されることがあるぐらい重要な場所です。
木のドアは温かく、柔らかな印象を相手に与えることが出来て、断熱性にも優れているため、外からの冷気が入り込むことを防ぎ、室内の温かさが外へ逃げていくことを防いでくれます。
そして、自由なデザインが出来るところも、木製のドアの魅力です。
好きな色に塗装をしたり、飾り彫りをしたりなど、木製ならではのデザインを楽しむことが出来ます。
更に開け方も様々選ぶことも出来るので、オリジナリティ溢れる玄関を楽しめます。
一般的な片開きドアから、開口部の広い両開きドア、また引き戸にすることも可能です。
おしゃれな木の家を考えているなら、ドアに拘りを持つことはとても大切なことです。
窓にも拘りが必要
木の家で暮らす時には、窓にも拘ることが必要です。
室内を明るく照らすには、天窓が大きく関係します。
天窓から差し込む光は、壁面の窓よりも採光効果があるため、室内を広く照らし、明るく見せることが可能です。
たとえ、太陽が雲に隠れていても、室内には優しい光を取り入れることが出来ますし、隣家を気にすることはありません。
ですが、カビ対策を考えると、通気性に優れた地窓を付けることも必要です。
天然木を使用していることから、湿気対策として通気性を取り入れることはとても重要です。
おしゃれな木の家を建てる時には、光や風を取り入れる方法も考えることが大切です。
木の家に長く住む方法
木の家に住むことで注意をしなくてはいけないのは、傷が付きやすいということです。
特にフローリングに、無垢材を使用している場合は、家具の移動などで小さな傷が付きやすいので、暮らし方には気を付ける必要があります。
ですが、日々の手入れを怠らなければ、綺麗に長持ちさせることも可能です。
小さな傷が付いた時には、紙ヤスリですぐに削ることで、消すことも出来ます。
そして、無垢材を手入れする時には乾拭きをすることが一般的ですが、数ヵ月に1度は固く絞った雑巾で水拭きをして、汚れを落とすことも大切です。
また、無垢材は濡れてしまうと変形する恐れがあるため、万が一濡れた時には、素早く乾かすようにしましょう。
おしゃれな木の家に住むためには、手入れの方法についても考えておく必要があります。
木の家で暮らす理由
木の家で暮らすことは、おしゃれな外観や内装だけではありません。
木材は、呼吸をする素材だとも言われています。
環境の変化に応じて、湿気を吸ったり吐いたりして、調湿効果をもたらします。
更に、高い断熱性から、寒い季節も温かく過ごすことが出来ます。
木の家で暮らすということは、その機能性の高さから、快適な生活を手に入れることが出来るということなのです。
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