福島県の天然無垢材住宅の新築・リフォーム

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🏠上棟の現場から──手刻みの木が組み上がる瞬間🔨🌲

 

先日、青空のもと、とても気持ちの良い天候に恵まれて、無事に上棟を迎えることができました☀️
現場には大工たちの掛け声が響き、柱が一本一本立ち上がり、梁が掛けられていくその様子は、何度見ても胸が熱くなる瞬間です。

基礎だけだった場所に、木の骨組みが一気に組み上がる上棟は、家づくりにおいて大きな節目となる工程です。
図面の中だけだった家が、ようやく「かたち」として立ち上がってくる──
お施主さまにとっても、私たち工務店にとっても、感慨深い一日になります📅✨

 

🪚大橋工務店の家づくりは「木を読む」ところから

今回の建物では、構造材をすべて手刻みで加工しました。
手刻みとは、大工が現場や作業場で一本一本の木材に「墨付け(寸法線を記す作業)」を行い、それに基づいてノコギリやノミ、カンナなどを使いながら仕口や継手を作るという、昔ながらの伝統工法です✍️🔧

墨付け・刻みの様子はこちらから

近年では「プレカット」と呼ばれる工場加工が主流になりつつあります。
プレカットは、設計図をもとに木材をコンピューター制御で機械加工する方法で、加工の精度も高く、工期の短縮やコスト削減といった点で非常に優れています🏗️💡
そのため、大橋工務店でもプレカットを取り入れる現場は多くあります。

しかし、すべての家に同じ方法が最適とは限りません
特に、木のクセを見極めながら調整が必要な場合や、昔ながらの継手・仕口を使って構造に工夫を凝らすような建物では、「手刻み」の技術がいまでも大きな意味を持っています🪵🔥
お客さまの想いに、私たちの技術でしっかりと応えていきたい──そんな場面で選ばれるのが、手刻みの家づくりです。

 

 

🌳木はすべて“生きもの”です

一本一本の木には、反り・曲がり・ねじれといった“クセ”があり、年輪の方向、節の位置、乾燥状態などもすべて異なります。
プレカットでは、これらをある程度均一なものとして扱いますが、手刻みではそれぞれの木の個性を読み取って加工することができます。

たとえば、梁に使う材料がわずかに反っていた場合、それをどちら側に上向きにするか、どう組み合わせれば力が分散されるか──
これは大工の目と経験、そして「感覚」がものを言います👀🧠
そうして刻まれた部材たちが、現場でピタリと組み上がっていく様子は、まさに木と人の呼吸が合った瞬間でもあります。

 

🛠️上棟の日、大工たちの動きはまさにチームワーク

上棟作業では、手刻みされた木材が次々と現場に運ばれ、クレーンで吊り上げながら柱や梁を組んでいきます🚧
足場の上を軽やかに動きながら、職人同士がアイコンタクトや短い言葉だけでテンポよく作業を進めていく様子には、思わず見入ってしまいます。

特に、梁と梁が組み合わさる部分では、ほんの数ミリの精度が要求される場面もあります。
そうした中でも、スッと納まる仕口を見ると、「この家は、まちがいなく丁寧に作られている」と実感していただけると思います🏠✨

 

🧰住まい手の安心を、見えないところから支えるために

手刻みの家づくりは、正直に言えば、時間も手間もかかります。
墨付け・刻みには経験が必要で、大工の技術力も問われます。
でも私たちは、見えなくなる構造部分こそ丁寧に仕上げるべきだと考えています。

住まいとは、家族が何十年と暮らしていく「日常の舞台」🎭
見た目だけではなく、構造からしっかりと支えることで、安心と安全、そして“長持ちする家”が実現できるのです。

だからこそ、手刻みの現場では、一本の木材に向き合う時間そのものが、家づくりの質を高めてくれると信じています🌟

 

これから屋根や外壁、内装と工事は進んでいきますが、この日のことは家の土台と同じように、ずっと大切な記憶として残り続けると思います📘

 


🔚 まとめ

家づくりにはさまざまな方法がありますが、大橋工務店では「この家にとって何がいちばんよいのか」を常に考えながら、手刻み・プレカット両方の技術を活かした家づくりを行っています。
そして、なにより「住まい手の暮らしに寄り添うこと」を一番に、これからも丁寧に、誠実に建てていきます。

お家のことでお困りのことなどありましたら

ぜひご相談ください😊

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