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住まいを支える“下地”のはなし【南会津町】

こんにちは!

みなさん、「下地」と聞いて、最初に思い浮かべるのはどんな場面でしょうか?
もしかしたら、「化粧の下地」を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんね💄✨

ファンデーションのノリを良くしたり、メイク崩れを防いだり…。
肌に直接触れる下地がしっかりしていると、仕上がりが格段に変わります。
一見目立たない部分ですが、実はその“土台”が、美しい仕上がりを大きく左右するのです。

実は、家づくりも同じなんです。

完成してしまえば見えなくなるけれど、実はとても重要な“下地”の仕事。
壁や床の裏側、キッチンやお風呂、和室など、あらゆる場所に「下地」があってこそ、快適で丈夫な住まいが成り立っています🏠🛠️

今回は、そんな「住まいの下地」にスポットを当てて、現場での様子をご紹介したいと思います📸

キッチン周りの下地〜安全な設備のために

まずご紹介するのは、キッチンのレンジフードが設置される壁の下地です。

レンジフードは、油や蒸気を吸い込む大事な設備であると同時に、意外と重さのある器具でもあります。
そのため、しっかりとした木材で下地を組み、機器の重さを支えられるように計画的に施工しています💪✨

設計段階で「ここに何がつくのか」をしっかり想定し、その位置にぴったりと合うように木材を配置するのがポイント。
“後から取り付ける”のではなく、“最初から想定しておく”ことで、ぐらつきのない仕上がりになります。


和室の意匠を支える下地〜長押(なげし)と付框(つけがまち)

和室は、住まいの中でも特に繊細な意匠が求められる空間です。

たとえば「長押(なげし)」や「付框(つけがまち)」といった造作材は、空間に落ち着きをもたらす大切な仕上げ材ですが、見た目だけでなく、その“裏側”にも注目していただきたいのです。

こうした部材は、ミリ単位での調整が必要とされる繊細な作業。
仕上がりがまっすぐ、そして美しく納まるようにするためには、見えない部分にもしっかりと精度の高い下地が必要になります📏

大工の手で一つ一つ組み上げられた木材は、まさに“縁の下の力持ち”。
この地道な積み重ねが、空間の美しさを支えています🍃


「どこに何がつくか」を見越す大工の技

家づくりの現場は、ただ木を組むだけではありません。
「ここには○○が付くから、ここに下地が必要だな」
…そんな風に、先を見越して下地を入れておくことが求められます。

つまり、“見えなくなる部分こそがプロの腕の見せどころ”なんです👀✨

完成してしまえば隠れてしまう場所ですが、そこにある木材一本一本が、快適で長く暮らせる住まいの基礎をつくっています。


おわりに

いかがでしたか?
今回は、キッチン・和室・洗面まわりなど、設備や造作を支える「下地」の工事についてご紹介しました。

家づくりにおいて、“見えるところ”はもちろん大切ですが、“見えないところ”にも技術と想いが込められています。
こうした細やかな仕事の積み重ねが、安心できる住まいを形づくっていくのです🏡🌱

ブログを通して、そんな現場の裏側までお伝えできればと思っています。
次回も、施工の様子をお届けしますので、どうぞお楽しみに👷‍♀️📷

お家のことでお困りのことなどありましたら

ぜひご相談ください😊

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